公認スポーツ栄養士 松田幸子様(写真中央)

【Total Wellness Consultingホームページ】
http://www.tw-consulting.jp/
【松田幸子フェイスブックページ】
http://www.facebook.com/twcmatsuda
【松田幸子ブログ】
http://ameblo.jp/s-matsuda/

【2013年6月現在の状況】
インタビュー当時の活動を継続、拡大し2013年4月よりTWCからだサポートルーム らふすま ~Laguh&Smile~を練馬区大泉学園に開設。一般の方からアスリートの運動・食事・メンタルトレーニングの個人指導を行っている。

同じく2013年4月より《次世代を担う栄養士の少人数制成講座実施》やセミナー受講生からなる《TWCスポーツ栄養サポートチーム》を立ち上げ。チームスタッフが行う学生アスリートの年間スポーツ栄養サポートのアドバイザーを務めている。

 

 

スポーツ栄養士としてこの道(スポーツトレーナー)に入ったきっかけは何ですか?

私は元々、競泳をしていたのですが、怪我をして辞めてしまいました。そして高校1年の時に小学校の水泳の授業をお手伝させていただいた際、楽しそうに泳いでいる子供たちを見て、 私みたいに怪我をさせたくない、楽しく運動をしてほしいと思ったのがそもそものきっかけです。 当時はスポーツ栄養という言葉が浸透していませんでしたが、運動指導と栄養を同時に学べる大学があったため、その大学に入りました。 最初は運動関係がやりたくて、それに食がついてきたという形でしたが、今は五分五分ですね。フィットネスクラブにいるのでトレーニング指導をしながら栄養指導をしています。もともと栄養指導だけをしたいというのではないので、今のペースがちょうどいいです。

就職活動はどのようにされましたか?また、フィットネス業界は今、どういう人材を必要としていますか?

スポーツ栄養を第一線でやっていた方達に直接アポ電話をさせていただきました。しかし、お忙しい方達でしたので、門前払いでした。そこで自分で調べ、フィットネスクラブの求人を見つけ、受けました。 当時はフィットネスクラブが栄養士を必要としていた時でしたが、現在のフィットネスクラブは、栄養士に限らず一般的な求人も少ないですね。どういう人材を必要としているかですが、まず、栄養指導をしたい!という人は取りません。"フィットネス"なので、「運動指導をしたい、そして栄養指導もしたい」という人を求めています。その理由は、フィットネスの根底はサービス業だからです。【サービスをきちんと伝えられる人】、 【臨機応変に対応できる人】、【柔軟性のある人】を求めています。ただ、栄養士だけをとっているスポーツクラブもありますので一概には言えないですが。

スポーツ選手の栄養指導ではなく、一般のフィットネス業界を選んだ理由は?

最初は私もトップアスリートが所属している会社を選びました。しかし、いざ業界の中に入り、仕事をしていると、フィットネスクラブに通っている人たちの指導がとても難しいことを知りました。スポーツ選手は「やってください」と言えば自分で実行してくれます。目標が高く、はっきりしているのでこちらが研鑽を積めば、実行してくれます。もちろん技術も必要ですけどね。しかし、一般の人は、「痩せたい…けど食べちゃう…」というように、目標があるようでないのです。こちらが言ったことを素直にやってくれる人は少ない。そこで難しさを痛感しました。その難しさに挑戦したいと思い、一般のフィットネス業界を選択しました。現在の対象者は18~77歳ととても幅広いです。それぞれ目標も違うので、一人一人プログラムを変えています。約100人の方のトレーニング内容、栄養指導内容を考えるのは、大変ですが、とても充実した毎日を過ごしています。特にお客様にありがとうと言われる時、やりがいを感じますね。

プログラムはどのような方法で決定するのですか?

ベーストレーニングは決まっているのですが、その方の疲れ具合、顔色などを見て、プログラムをその場で組み替えます。 食事の話をしたほうがいいと思ったら、トレーニングを引いてでも食事の話をします。限られた時間の中でトレーナーの顔と栄養士の顔があるので、そのお客様に合わせて使い分けます。なるべくお客様の要望に合わせて、運動だけでなく食事や休養の話もしているので、 体をつくる三大原則"運動、休養、栄養"をその方に合わせて見ています。

この仕事をしていて良かった点、悪かった点はありますか?

一般的には収入など不安定な仕事ですが、私は安定してお客様に来ていただいており、今のところ、そういう面での心配はありません。 悪い点ではないですが、悩んでいる点では、いつ子供を産むかですね。フィットネスクラブは妊娠をすると仕事ができないので、 離職をしている時間が長くなってしまい、腕が鈍らないか、話術が鈍らないか心配です…復帰して戻ってきたいので。そこは主人が同じ仕事なので、フォローしてもらおうと思いますが。

 

サプリメントアドバイザーなどの資格も使用されたりしていますか?

使っていますね。お客様に合わせて持っている資格をその場で組み合わせて話します。 女性は漢方寄りの話をした方が分かりやすい部分があるので、一般で言う五大栄養素などの話もしつつ、 「漢方に置き換えると○○でね、…」という風に話します。持っているものは全部出しますね。オールマイティにというのが私のモットーなので!"一専多能"という言葉が以前所属していた会社に貼ってあったのですが入社して初めてそれを見た時、私にとても合っていると感じました。だから、必要だと思うときにしっかりと勉強しようと思っていたら、いろんな資格に挑戦し、なおかつ、それを生かすようになっていました。

サプリメントアドバイザーの資格は持っていたら役に立ちますか?

正直、ただ持っているだけでは、仕事にならないです。私の場合は、指導を行う上でスキルアップのために持っていると考えた方が良いですね。あとは就職で、ドラッグストア志望の方なら持っていて損はないと思います。しかし今、サプリメント市場は落ちているので、その資格のみで働くということは厳しいと思います。あとは自分で資格の活用の場を広げていくしかないですかね。 病院に勤める方は、薬剤師さんと対等に話せるので持っていても良いと思いますよ。

恋愛や家庭と、仕事の両立はどうですか?

私はすごくラッキーだと思うのですが、主人が同じ仕事をしているのです!トレーナーで職場も同じなので、今お互い忙しいかどうか分かるんですね。一緒にセミナーなどもやっているので仕事のパートナーとしてもやりやすいです。 私が疲れていたら仕事や家事を手伝ったりしてくれます。

松田様が心掛けているコミュニケーションの取り方はどのようなものですか?

自分をさらけ出すことですね。さらけ出しすぎてもだめですけど。相手に考えさせる、この人だったら大丈夫かな?と思わせる第一印象が大事ですかね。 自分のキャラクターを知ること、もしくは女優になることが大事です。楽しさや悲しみって、相手の感情から移るので、こちらが楽しく接することが大切ですね。一番大事なのは、"第一印象"です。

これからの夢、目標はどんなことですか?

私みたいなひとが増えるといいな♪と思っています(笑)私みたいというか、いろんなことができる人、視野が広い人が増えればいいなと思います。 大変ですけどね。そのような思いもあり、セミナーなどを積極的に開いたりしています。この前は栄養計算をしない栄養指導の仕方をテーマに開催しました。お客様は、栄養計算といっても分かりませんから。セミナー内容は、"相当よかった"と言っていただきました(^-^)/これからも頑張っていきたいと思います。

インタビュー終了後の感想

松田さんはとても明るく良い方でした。一人一人臨機応変に仕事をこなしていて、すごいなと思いました。また、楽しそうに仕事をされていて、とても輝いて見えました。 私達もこんな風に輝ける仕事を見つけ、素敵な女性になりたいと思います☆